休日。
"こないだはいろいろあったね"
「ああ。」
こないだというのはマリクと闘ったバトルシティの事だ。
海馬達はアメリカ、御伽もアメリカ・・・・・・みんなどこか行っている。
―――金持ちはいいなぁ。
"なに言ってるのさ、キミは昔偉い人でしょ"
「ああ・・・そうかもしれない、でも。今はただの一人の男さ。」
ピンポーン。コンコンという音とともに誰か入ってきた。
「遊戯いるか」
「海馬・・・勝手に人の家に入ってくるなよ。」
「フフフ・・・たまにはこういうのもいいだろう?」
わけのわからない男が来た。そう遊戯は思った。
若社長だかなんだか、神官だか。こいつは人の家にお邪魔しますもないのか?
狭い家だなと瀬人は思った。
まあ、庶民らしくてオレとはかけ離れていてそれもいい。
"か・・・海馬くん・・・お邪魔しますくらい言ってよι"
「で、何の用だ?」
「ああ、アメリカから戻ってきた。一時的帰国だ。お前にこれをくれてやる。」
そう言うと瀬人は彼に一つの小さな箱を手渡した。
・・・正確に言うと放り投げた。
遊戯はそれを受け取ると、箱を開けた。
「それは海馬コーポレーションの通行パスだ。しかも超・客人用だ。
いつでも遊びに来るがいい。モクバも喜ぶことだろう。」
"一番喜ぶの海馬くんじゃないか・・・ι"
「ありがたく受け取っておくぜ。(ツッコミになり果てたな・・・相棒)」
瀬人はくるりと背を向けると玄関に向かった。
「すまないがもう行かなければならない。また会おう、遊戯。」
「お・・・おう。」
彼が去った。
遊戯はKCのパスを裏返してみた。
"親愛なる友へ・・・だって。手紙付いてるよ。"
「奴の事だ、ろくな事書いちゃいないさ。」
・・・・・・遊戯。
過去の話などどうでもよいが、お前とまた勝負がしたい。
いつでも社長室に来てくれ。最高のもてなしをするぞ。
"・・・もう一人のボク、ボク寝るよ。楽しんできてねv"
「分かった。絶対に負けないぜ。」
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