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双星記LV32 その3






SSS

ガナサダイが消え、イザヤールが消え、城の中は静寂に包まれていた。
無言でロトはナインの腕を引き、自身の目から流れ落ちる涙を空いた手で乱暴に取り去る。
涙をぬぐうこともせず顔をあげず兄に手を引かれるままになっているナインの背を、サンディがぽんぽんと、これまた無言でなでている。

コツコツと二人の足音が廊下に響き渡る。
「イザヤール様…イザヤール様に代わって必ずエルギオス様をお助けします」
「…エルギオス様が無事でも、イザヤール様は帰ってこないよ!」
ロトはナインに諭すように言った。
「最強の天使と呼ばれたエルギオス様だ、もしかしたら星になった天使を助ける方法をご存知かもしれないじゃないか」
「…」

二人はエルギオスを助ければすべて解決すると思っていた。
そう、彼がすべての元凶であると知るまでは。
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双星記LV32 その2



正直な話、ナインが死んでMPがカス状態のロトだけ残ったので
もう無理かと思ったんだが最後のドラゴン斬り(ダメージ75)でトドメだった。




「イザヤール様ぁあああああっ!」
ナインの絶叫が響き渡った。
「その声はナイン…?」
「イザヤール様…!」
ロトが駆け寄って回復魔法を唱えるが、もはや瀕死のイザヤールの傷には効をなさなかった。
「傷が…!塞がらない…ッ」
「ロト…。おまえたち二人でここへ…?」
「イザヤール様、やっとみつけたのに…。死なないで…」
メラゾーマの直撃で焼けた手にナインの涙が落ち、イザヤールがびくりと大きく震えた。

「ふふふ、ギュメイも敗れたか」
ガナサダイのしゃがれた声が降ってくる。
ガシャン、ガシャンと錫杖が耳障りな音を鳴らしている。
「…危ないッ!」
イザヤールの声に反応したナインのバスターウィップが唸り、ガナサダイの投げた杖をはじき返した。
「ガナサダイ…!」
イザヤールを守るように二人がガナサダイの前に立ちはだかる。
「貴様ら、人間ではないな?天使…ククク、天使とはおろかな生き物よ。
貴様らを裏切ってまでエルギオスを助けようとしたイザヤール、そのイザヤールを救いに来たのか」

「ロト!ナイン!」
サンディが声を張り上げた。
「あんたたちの師匠は天使を裏切ってないっ」
「わかってるサンディ!」
「…サンディ?…懐かしい名だ」
ガナサダイのつぶやきはロトの放ったギガスラッシュの光に飲み込まれた。

双星記LV32 その1



ギュメイ将軍に勝った!!!!1!

六度目の正直!OhYes!

で・・・スーパーリングは無意味だった!(爆笑)


勝因
・あまり切り上げてこなかった。
・LVが上がって余裕が増えた。

今後の頭の痛い問題
・ベホイムするほどMPがない
・相手のHPが多くなって攻撃用MPに不安が…




SSS

「ギュメイ将軍…あなたはなんて強い人なんだ」
「人じゃあなくて猫ヨ…」
「元は人だ!」
ロトはサンディをキッとにらんだ。
「ガナサダイは部下に慕われていたんだな」
「ガナンの皇帝、諸悪の根源…どんな人なのかな」
バスターウィップを巻きなおしつつ、ナインが悲しそうに言う。
「ゲルニックとゴレオンはおいといて、ギュメイ将軍みたいないい人もガナンに仕えていたんだね…。なんでガナサダイを見捨てなかったのかなぁ」
「惜しい人だった…」
ロトは悔しそうにつぶやいた。

「考えてみたら、イザヤール様はともかくとして天使界の天使たちって平和ボケしていたとおもうんだ」
ナインも頷く。
「捕らえられた天使たちを見て改めて思ったのは、戦い慣れしてないって所。
平和ボケしてガナンの兵士や魔物にやられるのは当たり前だったんだわ」
「イザヤール様はエルギオス様を探すために修練を怠らなかった」
「おかげでわたしたちもこうやって生きてこれたしねっ…イザヤール様、裏切ってないんだよね」
「…オムイ様がそういうんだ、信じよう」
二人は武器を構え、最後の扉へと手を伸ばした。

6/25までの更新&お返事

・遊戯王 海闇小説「さみしかった」
・DQ6 イザミレ小説「付き合ってるのに触れてもくれない」
・DQ9 小説「双星記Lv30」
・DQ9 ユリシス片思い小説「ふと真似てみた君の癖」
・DQ9 イザ女主小説「嫉妬」

・旧遊戯王用携帯サイトにあったリンクやランキングをこちらに統合しました。
・いろいろ再登録したりしています。




お返事

>りんご茶さま

展示ありがとうございます!
今後主ミレ補完のために全力を尽くしていく所存でございます(笑)

主ミレ同盟の6/30チャットに参加したいのですが、
仕事が夜遅くまでで参加できなそうですorz
大変残念です…

双星記:ふと真似てみた君の癖

最近ユリシス女王さまは国政に熱心でございます。
ユリシスさまは身分にかかわらず人にお会いになり、世界の情報を集め、グビアナをより栄えさせようと奮闘しておられます。
王座の傍には黄金の台の上にこれまた黄金のトカゲが乗っておりまして…アノンちゃんなのですが、ユリシスさまとお話になった後、特に商人さまがたはご利益があるといって触っていかれます。
ユリシスさまは大人な女性に変わられたとグビアナの民は誰もがわかっておりますが、そのユリシスさまの知的で優艶な癖の中にわたくしジーラだけが知っている「真似」があるのです。

「乙女のための沐浴場の次は何がよいかしら」
ユリシスさまはご自分はアイデアを中心に考え、学者たちに経済の本を山のように読ませて経済効果を計算させておられます。
「どんなものがあったらグビアナに来たいと思うかしら」
「観光名所としての役割はもう十分に揃っております。世界広しといえどこれほど雄大な砂漠はグビアナだけ、昼の熱帯観光、夜のベリーダンス、甘い果実、盛んな商業、そして聡明な女王さま…。揃っております。国民を増やせばより豊かになるのではないでしょうか。来たいと思うかと住みたいと思うかは違いますゆえ」

うーん、とユリシスさまは唇に人指し指をお当てになります。
大臣も学者もその動きでユリシスさまのお顔に視線を集めました。
そう、これです。この動きなのです。
これは事もあろうことか、ロトさまの真似なのです。
ロトさまが考え事をしてらっしゃるときの癖なのです。

「父上が生きてらっしゃったころに世界中を回っておけばよかったわ」
ユリシスさまはロトさまの真似をしてからはっと立ち上がりました。
「…至急、いま栄えている街の表を作って頂戴。そこにグビアナ名産の支店を出すわよ!!」
学者たちがバタバタと走っていきます。
その間にジーラは冷たいジャスミンティーを差し入れておきました。
「ジーラ、学者の分も人数分、私と同じお茶を持ってきて頂戴」
「は、はい!」
「しっかり働いてもらわなきゃね」
ふふっと笑ったユリシスさまは小さくいたずらっぽく瞬いた。
「世界中にグビアナの名が知れ渡ったら、私の名が知れ渡ったら、ロトは驚いて立ち寄ってくれるかしら?」

ロトさま、ユリシスさまはがんばっておられます。
いますぐグビアナにいらっしゃってくださいまし。


お題元:http://members2.jcom.home.ne.jp/seiku-hinata/index.html

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