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天球ギャラリー

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夢幻無限

あの光はなんなのか。
オレは誰なのか。

海馬瀬人はそんな思いにかられていた。
あの時・・・、バトルシティトーナメント準決勝で自分と遊戯に見せた幻。
イシズは数千年前エジプトの神官と王だという話をしていたがいまだに信じがたい。
その迷う気持ちを抑える為に「世界海馬ランド計画」を行うことにしたのだが
こっちは滑るように順調でありえない問題もない。

奴の存在ほど謎な物は無い。
そう、夢のようで幻のようで。




海馬コーポレーションアメリカビル・社長室。
「兄サマ?」
モクバは大丈夫かとばかりに顔を覗き込んだ。
「大丈夫?魂飛んでたよ。」
「ああ・・・。」
――くだらない思想をしてしまっていたな。
仕事に打ち込み、一日が流れ、自分はだんだん年をとる・・・。
「暇だ・・・こう、緊張感のないというかスリルが無いというか。」

デュエルしたい。
・・・・・・相手がいない。

仕方なく窓の外を見ると、ニューヨークのビル街が見えた。
ナイト・ニューヨークとでも言うべきか、ネオンと大勢の人間が光る。
だが、そこに行こうという気にはならなかった。




古代の話も気になるが・・・それは遊戯、貴様に任せておこう。
オレと貴様の戦いに終わりなどない・・・そう、無限だ。

貴様はそれを調べ、真実か確かめるがいい。
オレは待っているぞ、貴様が強くなりオレに再び挑む日を。
「古代の幻想などたやすく想像出来るぞ。フン。」
(ただし、セトとファラオがどんな関係だったかまでは想像できていない)

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お邪魔します

休日。

"こないだはいろいろあったね"
「ああ。」

こないだというのはマリクと闘ったバトルシティの事だ。
海馬達はアメリカ、御伽もアメリカ・・・・・・みんなどこか行っている。

―――金持ちはいいなぁ。

"なに言ってるのさ、キミは昔偉い人でしょ"
「ああ・・・そうかもしれない、でも。今はただの一人の男さ。」

ピンポーン。コンコンという音とともに誰か入ってきた。

「遊戯いるか」
「海馬・・・勝手に人の家に入ってくるなよ。」
「フフフ・・・たまにはこういうのもいいだろう?」

わけのわからない男が来た。そう遊戯は思った。
若社長だかなんだか、神官だか。こいつは人の家にお邪魔しますもないのか?

狭い家だなと瀬人は思った。
まあ、庶民らしくてオレとはかけ離れていてそれもいい。

"か・・・海馬くん・・・お邪魔しますくらい言ってよι"
「で、何の用だ?」
「ああ、アメリカから戻ってきた。一時的帰国だ。お前にこれをくれてやる。」

そう言うと瀬人は彼に一つの小さな箱を手渡した。
・・・正確に言うと放り投げた。
遊戯はそれを受け取ると、箱を開けた。

「それは海馬コーポレーションの通行パスだ。しかも超・客人用だ。
いつでも遊びに来るがいい。モクバも喜ぶことだろう。」
"一番喜ぶの海馬くんじゃないか・・・ι"
「ありがたく受け取っておくぜ。(ツッコミになり果てたな・・・相棒)」

瀬人はくるりと背を向けると玄関に向かった。

「すまないがもう行かなければならない。また会おう、遊戯。」
「お・・・おう。」


彼が去った。
遊戯はKCのパスを裏返してみた。

"親愛なる友へ・・・だって。手紙付いてるよ。"
「奴の事だ、ろくな事書いちゃいないさ。」

・・・・・・遊戯。
過去の話などどうでもよいが、お前とまた勝負がしたい。
いつでも社長室に来てくれ。最高のもてなしをするぞ。

"・・・もう一人のボク、ボク寝るよ。楽しんできてねv"
「分かった。絶対に負けないぜ。」

ナイルの夜明け

海辺に誰かがひとりで立っている。
その後姿をみるかぎり、高貴な人物である事が分かる。
金色のサークレット、首輪、腕輪・・・広がる高級そうなマント。

「ここにいらっしゃいましたか、ファラオ」
「セト」

ファラオと呼ばれた彼が振り返ると、そこには神官が立っていた。
頑丈そうな軽装鎧に金のロッド。髪を隠すようにかぶっている白い布の帽子。
帽子というよりは布切れだが・・・・・・。
神官は言った。
「先王は偉大でした。お気を落とされずに・・・・・・」
「世の中に不安がよぎる・・・・・・。統治が薄れたりなんてしないだろうか・・・」
「何をおっしゃる。貴方も偉大だ。それに・・・私がおります」

幼少の頃からセトは魔術師としての実力があった。
また、セトは先代の王の息子である彼の一番の友であり部下だった。
それは永遠にかわらない。永遠に忠誠を誓った。間違いない。
「例え私が裏切るような事があってもそれは愛、いつかまた貴方にまためぐり合うでしょう。」
「その時もよろしくな・・・セト」
「それはその時・・・でございます。今は今、私は貴方を守り抜く。」
「ありがとう。」

「もちろん・・・貴方の部下としてではありませんよ。貴方を愛しているのですから・・・」

今と昔

貴様が探し出そうとした謎、それは俺も知りたい。
貴様と俺の間になにがあったのか。

貴様を見たときに、倒さねばならないと思ったのはなぜだ。
昔のオカルトの映像を見たときに、懐かしいと感じたのは何故だろう。

すべてを教えて欲しい。遊戯。




貴様を裏切ったこの私にまだ情をかけていてくれるのか、ファラオ。
ふん、それならば未来にかけようではないか。

貴様と私・・・どちらが強いかを。
どちらが優位に立ち、お互いをにらみ合うのか・・・

楽しみだ。せいぜいそれまで眠るがいい。黄金の棺でな。

クリスマス

クリスマス アスラン&キラ







(2003/Photoshop)



なんか主線が消えまくってますね!!!

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