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双星記LV34 その2


勝てないぞエルギオス第二段階!

問題1、HPが低いので死なないように必死である
問題2、MPが持たない
問題3、攻撃より回復に必死である

左下のやつやばいですよねwwwwwww
そして右上wwww苦労が水の泡wwwwww

賢者はすばやさが遅いので星振る腕輪を装備しています。
魔法戦士がピオリムを使えるのですばやさに関しては相性がいいです。
フバーハ、スクルト、マジックバリア、ピオリム、バイキルト…と
補助魔法には事欠かないのでいいのですが
人数が少ない分一気にかけられないのでいてつく波動がくると泣けます。
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双星記LV34 その1


2人旅ここまでくるのに26時間しかかかっていない。
案外楽だったということか?




SSS

寝静まった頃、サンディは箪笥の上に座って二人を見下ろしていた。
見える光景は前と変わらないのにどこか遠い気がする。

「…ありふれたオーラなのヨネ」

人間の放つ光は世界あちこちに点在していて特別めずらしくもない。
いままでは天使の放つ光でちょっとだけ自分たちと近かった。

「…これしかなかったんだからしょーがないんだケド」

サンディは窓から空を見上げた。

「おねーちゃん、もっと違う方法ってないの?
ホントに人間にエルキモスが倒せるの?ねえ」

空から返事があるはずもない。

夜空には灰色の雲が伸び、その隙間から深い闇が顔を出している。
サンディは窓に手をつき、冷えたガラスの感触に身震いするも、空を見上げ続けていた…

双星記LV33


ロトが賢者に転職しました。
そしてエルギオス一段階を余裕で突破!




SSS

「僕にはこのほうが向いてる」

そう言ってロトは杖を鳴らした。
念願の賢者になれたことがそんなに嬉しいのか寝る暇を惜しんで魔法書を読みふける兄の姿を、ナインは無言で見つめていた。

「ロト」
「ん?」

ナインはベッドにうつ伏せで寝転がりながら頬杖をついて言った。

「死んだらだめだからね」
「どういうこと?」

ロトは当たり前といった表情で聞き返すが、ナインは真面目に言った。

「賢者になってもっと体力減ったでしょ。
ロトが倒れたらおわりなんだからね、魔法もいいけど体力つけてよ」

いままでの戦術はほとんどが「攻撃は最大の防御」だった。
こんなことを師匠に知られたらなんと言われることやら…

だからお前たちはいつも無謀だと言っているのだとか
計画的に物事は進めなさいだの、
想定外のことが起こることも考えて余分に持っていけだの…

ナインがガンガン攻撃するのはわかりきったことだが、
ロトもほとんどの場合ギガスラッシュを使うし
(そして回復は主にベホマラーという手抜きなんだか浪費なんだか)
大ダメージや状態異常に弱いパーティーなのである。

「まあね、ギュメイ将軍にはやられたよ」

ロトは、一生懸命作った割に効果がなかったスーパーリングを指先で回した。

「ロトのことだからメガンテ的なことは考えてないと思うけどー
そういうの絶対だめだから!ロトが死ぬならわたしも死ぬ!」
「わかったわかった!!そこまで!そこまでだって!」

ロトは魔法書を閉じ、師匠や友達に先立たれて寂しいのであろう妹の頭を撫でた。
ロト自身は一人遊びのうまい子だったのでそういった気持ちはよくわからないが、マイペースで明るい妹が塞ぎこんでいるとどうも調子が狂う。

「生きて帰ろう」

ナインが小さく返事するのを聞いて、ロトはランプの明かりを落とした。

双星記LV32 その3






SSS

ガナサダイが消え、イザヤールが消え、城の中は静寂に包まれていた。
無言でロトはナインの腕を引き、自身の目から流れ落ちる涙を空いた手で乱暴に取り去る。
涙をぬぐうこともせず顔をあげず兄に手を引かれるままになっているナインの背を、サンディがぽんぽんと、これまた無言でなでている。

コツコツと二人の足音が廊下に響き渡る。
「イザヤール様…イザヤール様に代わって必ずエルギオス様をお助けします」
「…エルギオス様が無事でも、イザヤール様は帰ってこないよ!」
ロトはナインに諭すように言った。
「最強の天使と呼ばれたエルギオス様だ、もしかしたら星になった天使を助ける方法をご存知かもしれないじゃないか」
「…」

二人はエルギオスを助ければすべて解決すると思っていた。
そう、彼がすべての元凶であると知るまでは。

双星記LV32 その2



正直な話、ナインが死んでMPがカス状態のロトだけ残ったので
もう無理かと思ったんだが最後のドラゴン斬り(ダメージ75)でトドメだった。




「イザヤール様ぁあああああっ!」
ナインの絶叫が響き渡った。
「その声はナイン…?」
「イザヤール様…!」
ロトが駆け寄って回復魔法を唱えるが、もはや瀕死のイザヤールの傷には効をなさなかった。
「傷が…!塞がらない…ッ」
「ロト…。おまえたち二人でここへ…?」
「イザヤール様、やっとみつけたのに…。死なないで…」
メラゾーマの直撃で焼けた手にナインの涙が落ち、イザヤールがびくりと大きく震えた。

「ふふふ、ギュメイも敗れたか」
ガナサダイのしゃがれた声が降ってくる。
ガシャン、ガシャンと錫杖が耳障りな音を鳴らしている。
「…危ないッ!」
イザヤールの声に反応したナインのバスターウィップが唸り、ガナサダイの投げた杖をはじき返した。
「ガナサダイ…!」
イザヤールを守るように二人がガナサダイの前に立ちはだかる。
「貴様ら、人間ではないな?天使…ククク、天使とはおろかな生き物よ。
貴様らを裏切ってまでエルギオスを助けようとしたイザヤール、そのイザヤールを救いに来たのか」

「ロト!ナイン!」
サンディが声を張り上げた。
「あんたたちの師匠は天使を裏切ってないっ」
「わかってるサンディ!」
「…サンディ?…懐かしい名だ」
ガナサダイのつぶやきはロトの放ったギガスラッシュの光に飲み込まれた。

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